拡張型ビジネスリュック「ガジェタブルヘザー2」購入レビュー;通勤に+短期出張にも便利

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筆者は通勤に「ガジェタブルCB 13L」を使用しており、スマートでスクエアなフォルムがとても気に入っています。

ですがこのサイズのビジネスリュックは、ちょっと荷物が増えたとき、つらいですよね。

リュックだけで出張などは論外で、スーツケースと併用です。

個人的にビジネスリュックにはスマートさが必要だと思っているので、大きなリュックは抵抗がありますが、普段は「しゅっ」としていて必要な時だけ大きくなるなら、ビジネスリュックの使い道は広がるのではないか?

というわけで、悩んだ末にエースジーン「ガジェタブル ヘザー2 19/23L」をポチリました。

愛用中の「ガジェタブルCB 13L」との比較もしっかりしていきます!

この記事では拡張型ビジネスリュック;エースジーン「ガジェタブルヘザー2」19/23L を購入してわかった使用感レビューを紹介します。

【この記事を書いた人】
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エースのバッグ
ガジェタブル CB 62362 13L (購入レポート)
・ガジェタブル ヘザー2 69294  29/23L (本記事)
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・ハント アワーズ 06752 31L (2023年購入レポート
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目次

拡張できるビジネスリュックを買ってよかった!

普段の通勤では、PCや書類、手帳など必要最低限の荷物しか持たない人も多いのではないでしょうか。筆者も薄型の弁当箱と600mlの水筒を入れて ガジェタブルCB 13Lで出勤していますが、ちょうどよい大きさです。

しかし、ときには資料が増えたり、帰りに買い物をしたり、急な出張で着替えを入れたいなど、「もう少し入れば…」という時もありますよね。

そんなとき、必要な時だけ容量を増やせる拡張タイプのビジネスリュックは、サブバッグやスーツケースを準備する手間が省けます。

荷物が多いときだけ拡張ファスナーを開くと容量が増えます。カタログ上4Lですが、実測すると6L程度大きくなりました。書類やファイルが多少増えても怖くありませんし、帰り道の買い物も、1泊出張用の着替え程度でしたら問題なく収まります。

ネガティブな面をいうと、以下の通り。

  • 非拡張モデルに比べて若干重い
    • ガジェタブルヘザー2 16L(非拡張モデル):1030g
    • ガジェタブルヘザー2 19/23L(拡張モデル):1150g → プラス120g

16L、19Lの違いもありますが、拡張モデルは120gほど重くなりますので、普段使いの時に重さを割り切る必要があります。

とはいえ、実際に荷物が多いときの活躍ぶりを経験すると、「拡張型を買ってよかった!」と思えるビジネスリュックでした。

リュックを拡張するにはファスナーで切り替える

拡張用ファスナーの写真
拡張用ファスナーの取手;たくさんあって紛らわしいのがたまにキズ

拡張タイプのリュックとは、側面や底のファスナーを開くことでマチが広がり、容量がアップする仕様です。

普段はスリムなシルエットを保ちながら、必要なときには数リットル分の荷物を追加で収納可能。

エースジーンガジェタブルヘザーは19L→23L

エースジーン ガジェタブルヘザー2 拡張モデル(68294)の場合、カタログでは19Lから23Lへと容量が増えます。これは2Lペットボトル約2本分に相当し、書類や衣類、小物類を追加で入れるのに十分なサイズ感です。

購入した現物で実際に測定するとマチが5cm広がるので6L程度の拡張ができる感じです。

体感的には、2泊分の下着やワイシャツを入れられるくらいのスペースが増えます。

注意点はスペースが広がるだけなので、書類と衣類など中身を分ける収納袋はあった方がいいですよ ♪

ガジェタブルヘザー2 を選んだのは「杢調ブラック」に惹かれて

使っているガジェタブルCB(13L)は、通勤時に非常に使いやすいスリムなモデルです。

しかし、荷物の多い日には容量不足で、別のバッグを併用する必要がありました。

同じシリーズで使い勝手やデザインを変えずに容量不足を解消できるモデルとして、拡張タイプのガジェタブルを物色(笑)。

ガジェタブルシリーズで拡張モデルは 「R」や「PF」、「WR2」もありましたが、見た目が上品な杢調ブラックのヘザー2を選びました。

実際に現物を見ていただきたいのですが、本当にカッコいいです!尖ったカラーでなく、特にミドルシニアにはおすすめですね。

長く使える道具かどうかは、自分が気に入った外観かどうかに大きく左右されます。優れた機能をもつ道具は外観も美しいものが多く、「機能美」とも言われます。意外と見た目は大事ですよ。

ガジェタブルヘザー2 に興味がある方はこちらで詳しく紹介しています。

購入前に気になっていたポイント

  • ガジェタブルCB 13Lと比べて大きすぎないか?
  • 拡張すると形が崩れないか?
  • 背負い心地・服へのあたり・撥水性は?
  • 拡張ファスナーの開閉のしやすさは?

これらの点は実際に使ってみないと分からない部分だったため、購入後に重点的にチェックしました。

画像で比較していきます。参考までに筆者の身長は180cmです。

ガジェタブルCB 13Lと比べて大きすぎないか?;OK

ガジェタブルヘザー2 19/23L(拡張モデル)とガジェタブルCB 13Lと比較写真
ガジェタブルヘザー2 19/23L(拡張モデル)とガジェタブルCB 13Lと比較

「大きすぎないか?」実際に背負ってみると全く問題はありませんでした。(Tシャツですみません(;^ω^))

購入したガジェタブルヘザー2 19/23L とガジェタブルCB 13L の比較です。

使っているガジェタブルCB 13Lと大きな違いがあるとちょっとな~、、、と心配はありましたが、写真の通りヘザー2でもリュックの底面が腰骨の上あたりなので、背負っていても違和感はありません。

リュックの位置(高さ)はショルダーハーネスの長さで調整できます。いまの若い方は長めにしている方が多いようですが、ミドルシニアの筆者は上目が好きです(笑)。

拡張すると形が崩れないか?;初期評価OK

拡張前後の比較写真
身長180cmの男性が背負った例
拡張する前後の例

ガジェタブル ヘザー2の特に良いと感じたのは、拡張してもカタチが大きく崩れないことです。

写真の例では7冊のA4ファイル+PCを入れてみましたが、スクエアなカタチが残っていますよね。ガジェタブルシリーズはここが一番好きなところです!

まだ新品なので問題ないのかもしれません。耐久性がどうなるかは、これから使い込んで確認していきますね。

背負い心地・衣服へのあたりは?;OK

背負いごこちは背中にフィットしてとてもしっくりきます。(チェストベルト使用時)

ガジェタブルCB 13Lと比較すると、肩からリュック上部までの長さが同じです。

ガジェタブルヘザー2 はタテが長い分、リュックの底の部分が腰ベルトあたりにきます。しかし一番衣服と擦れるリュック下側部分が表面と同じ摩擦が小さい生地のため、リュックが左右に揺れても衣服と引っかかりを感じませんでした。

ちなみに「ガジェタブルCB」は背面全て通気性の良い生地なので、ざらっとしています。筆者の使用しているCBは13Lの小型なので大きく擦れたりしませんが、ヘザー2と同じ程度に擦れたとしたら衣服へのダメージは大きそうです。

結論はヘザー2は背負いやすく、背負う時間が長くなっても衣服のダメージは小さいと期待できます。

拡張用ファスナーの開閉のしやすさは?;OK

拡張用ファスナー

いざ拡張したい時は、このファスナーをぐるっと1周開いていきます。開閉操作は軽いです。

リュックが拡張する開き幅を測るとおよそ5cm。

リュックの大きさ(タテ43cm×ヨコ30cm)計算すると体積は約6.4L増える計算になりますが、カタログ上では4Lアップとなっています。

ファスナーは止水ファスナーではありませんが、その分小さな力でも開きやすいです。おかげで容量を増やしたいときには簡単に変更できます。

さらに荷物を入れて拡張してみた【写真あり】

ガジェタブルヘザー2 を拡張させて荷物を入れていきました。かなり入ります。

実際に詰めた荷物一覧(A4ファイル6冊+PC2台+水筒ほか)

仕事用の資料やPC機材を多めに持ち運ぶ想定です。

今まで使っていた ガジェタブルCB 13Lでは入りきらない量ですが、ヘザー2拡張バージョンではどうでしょうか。

今回入れた荷物は以下の通りです。

収めた荷物一覧。書類やPC+モバイルモニタなど、普段よりかなり多めです
  • A4ファイル × 6冊
  • MacBook Air(15インチ)
  • モバイルモニター
  • 600ml水筒
  • バイブルサイズのシステム手帳
  • 長財布
  • モバイルバッテリー
  • スマートフォン

これらを拡張モードで収納していきます。おりゃー!

リュックに入れた状態の写真で見る収納力

PC+モバイルモニターは背面に
長財布やペンはポケットに

水筒(サーモス0.6L)→2wayポケットへ。ファイル6冊はメイン収納部へ。まだ若干余裕がありました。

おそるべし拡張機能!

ただし、調子にのって入れすぎると重くなるだけなので要注意です(;^ω^)。

まだ余裕あり?上部にスキマがある

深さがあるためA4ファイル程度だと、まだまだ余裕の空間があります。

システム手帳(バイブルサイズ)を置いてみました。弁当箱ならまだ余裕で入ります。ここを弁当箱の指定席にしてもいいかもしれませんね。

拡張しても見た目はスマート?外観レビュー

上から見るとスクエアなカタチはそのままです

上記の荷物を収納しても、側面や底に無理な膨らみが出ず、形もきれいに保たれています。下の方がふくらんだりすると興ざめですが、ガジェタブルシリーズは優秀です!

荷物が入るとそのまましっかり立てて置けるのも嬉しいですね。

下から見た写真;底鋲付き

底鋲付きです

下面には底鋲が4つあります。

当然あった方がカッコいいですが、実質は底面で地面と接触しますのであまり機能はしていないです。

ガジェタブルCB 13Lとの比較【写真あり】

ガジェタブルCB 13Lと並べるとこんな感じ

ガジェタブルCBと比べると二回り以上大きく見えます。

これくらい違うサイズだと、使い分けてもいいですね。

通勤で使ってみた感想;電車で座ってひざの上でOK

ガジェタブルヘザー2 19/23L 拡張型リュックは電車通勤ではみ出さないのか?気になりますよね。

なるべく空いている電車内でこっそり撮影しました。(混雑した車内ではちょっと怪しまれそうなので、できませんでした。。。スミマセン)

  • 前持ちなら満員電車でも余裕でOK
  • 座れたら、膝の上で横置きもギリギリギリOK

前持ちなら満員電車でも余裕でOK

ガジェタブルヘザー2は、拡張しても前持ちならスクエアなカタチが胸側にあるだけなので満員電車でも違和感がありません。

もともとガジェタブルシリーズは、前持ちできる機能性が特徴です。さらに前持ちにしたときもポケットにアクセスしやすいので使い勝手が良いです。

前持ちでもリュックを拡張すると体積が大きくなりますが、一部分がふくらむのでなく全体が箱型にふくらむので周りの乗客に迷惑になることはありません。

座れたら、膝の上で横置きもギリギリOK

小田急線車内、座席に座ったときの写真
小田急小田原線車内 1人がけスペース
小田急線車内2人用シート写真
小田急小田原線車内 2人がけスペース

座席に座った時、ぎりぎりですがひざの上には横置きで置けます。

ガジェタブルヘザー2拡張タイプの縦長さは43cm。小田急線車両一人用スペースの手すりにはさむとちょうどすっぽり入りました。二人用スペースでもはみだしは少ないです。

隣に座っている方がいても、ギリギリOKレベルです。

とはいえ隣の人も大きな荷物を持っていたら、縦持ちで抱えたほうが無難ですね。オトナはお互いさまの精神でいきましょう(笑)

拡張タイプのビジネスリュックが向いている人

拡張タイプのビジネスリュックがおすすめの人!

  • 短期出張が多い人
  • 普段は荷物が少ないけれど、ときどき増える人
  • 見た目のスマートさを大事にしたい人
  • 仕事帰りに買い物をよくする人
  • ビジネスだけでなく、プライベートの旅行でも使いたい人

業務上で1~2泊程度の短期出張が多い方には役立つリュックです。着替えを入れるためのスペースを簡単に確保できます。

出張はないものの、営業書類や資料など仕事で荷物が増えるときが多い方にも拡張機能は便利ですね。

拡張できるリュックは他にもありますが、だらしなく広がってしまうメーカー品やモデルもあります。見た目のスマートさが大切なポイントでもありますので、購入前に確認したほうが良いでしょう。

筆者が購入したガジェタブルヘザー2は、スクエアなカタチがあまり崩れないところが気に入っています。ガジェタブルシリーズは、エースの一番売れているモデルで、品質、機能面でも安定しています。

普段使いで一番役立つのは、仕事帰りに買い物をした時です。別の袋で持ち歩いてもいいんですが、リュックをえいっと拡張すれば、荷物が一つになって楽ちんです。出張よりも活躍する機会が多いかもしれません。

また、ガジェタブルはプライベート旅行に連れて行ってもあまり違和感がありません。筆者は旅行にもPCを持っていくので、ガジェタブルはとても便利です。

今はホテルでWi-Fiが普通に繋がるので、現地で観光スポットを検索するのにスマホよりPCのほうが断然調べやすいです!

こちらの記事で旅行とビジネスリュックの相性を紹介しています。

こんな人にはおすすめしません

  • 殆ど出張が無い人
  • 出張のときは長期になることが多い人
  • 通常時と出張時でリュックを使い分けるのが面倒くさくない人

仕事でほとんど出張が無い方は、拡張型ビジネスリュックを購入しても役に立つ機会が少ないです。

出張があっても長くなる出張が多いとスーツケースに頼らざるを得ません。そこは割り切って通常タイプでもよさそうですね。

個人差はありますが、リュックのラインナップを揃えて用途によって使い分けることに抵抗がない方は、拡張機能は必要ないです。用途に合ったサイズを使ったほうがすっきりしますし、余分な部品が無い分、リュックも軽くなります。

筆者の場合、リュックを入れ替えたときに移しモレがあって困ったことがありました。その時は会社のIDカードや手帳一式を忘れて出社してしまい、少し焦りました。入っていたのは水筒と弁当箱だけ。。。(仕事やる気あんのか??)

でも最近は情報がみんなクラウド上に保存してあるので、PCさえあればなんとかなります。サブPCを使ってちゃんと仕事しましたよ!良い世の中になったものです(笑)。

ガジェタブルヘザー2 拡張タイプ|仕様と購入情報

ガジェタブルヘザー2拡張タイプの基本スペックを整理すると、以下のようになります。

  • 容量:通常時19L/拡張時23L
  • サイズ:縦43cm × 横29cm × 奥行11〜15cm
  • 重量:約1.08kg
  • 素材:ポリエステル(撥水加工あり)
  • PC収納:15インチまで対応(専用クッションポケット付き)
  • 機能:チェストベルト、2WAYボトルポケット、キャリースリーブ対応
  • 価格:33,000円(税込み)

詳細はこちらの記事で紹介しています。

購入情報

百貨店では基本的に定価販売なので、エースの公式サイトやAmazonなどECサイトのセールを狙いましょう。

筆者は公式サイトのセールとAmazonのセールをチェックしています。今回のガジェタブルヘザー2はAmazonで購入しました。

まとめ|拡張タイプは“毎日じゃない悩み”に効く選択肢

ガジェタブルヘザー2 拡張タイプを実際に使ってみて感じたのは、「毎日ではなく、たまに困るときにこそ効くリュック」だということです。

普段はスリムでスマートな見た目を保ちつつ、必要なときだけ容量を増やせる。この安心感は、従来のガジェタブルCB13Lにはなかった大きなメリットでした。

  • 普段の通勤は19Lで十分
  • 荷物が増える日は23Lに拡張
  • 1泊出張もこれひとつで対応可能

もちろん「常に大容量が必要」という人には物足りないかもしれません。逆に普段は19Lなんて大きすぎるよ!という方にはちょっとオーバースペックかもしれません。

しかし筆者は荷物が少なくても19Lサイズで通勤をしていますが、持てあますことなく背負えています。そして、 「荷物が増える日だけ困る」 という時に活躍してくれる最適な選択肢でした。

上品な杢調と、拡張しても崩れないフォルムはシニア層を含めた幅広い年齢層に受け入れられるのではないでしょうか。

拡張型ビジネスリュックは多々ありますが、「ガジェタブルヘザー2」は、拡張できるビジネスリュックを探している人には、自信をもっておすすめできるモデルでした。

緊急でなければ、セール情報をチェックしておトクにゲットしてください。

エースのスーツケースやビジネスリュックを安く買う方法を紹介しています。(公式オンライン)

Amazonのセールも強力です。筆者はプライムデーでガジェタブルをゲットしました。

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