- スーツケースってどんな大きさを買えばいいの?
- 選ぶポイントは何?
- 機内持ち込みサイズがいいって聞いたけど?
- いろんなサイズを揃えなきゃダメなの?
出張や旅行の準備、スーツケースのサイズ選びって迷いますよね?
スーツケースは大切な荷物を守り、移動をサポートする旅の相棒です。できればお気に入りをみつけて、いつも一緒に出かけたいですよね。
「これめっちゃいい!」\(^o^)/ 。
そうです!お気に入りのモデルをまず見つけましょう。それが見つかったら、次はサイズ!
スーツケースのサイズが合っていないと、こんなことが・・・。
- 荷物の収納に困る:必要なものが入りきらない、逆にスペースが余って荷物が安定しない
- 移動がストレスに:大きすぎたり重すぎたりすると、持ち運びが大変
- 予期せぬ出費: 空港でサイズや重量オーバーを指摘され、追加料金が発生する
- 収納場所:家のどこにしまっておくの?
とはいえ、いつでもジャストフィットするような大きさはありません。。。
本サイトのおすすめは、
- 機内持ち込みサイズを買う場合、大きめにする(外寸サイズ115cm以内)
- 理由1)1泊〜3泊程度までカバーできる
- 理由2)多少スペースが余っても埋めるのはカンタン
- 理由3)家での収納にも大きなスペースが必要ない
- 預入れサイズを買う場合、よく使うパターンを想定
- 「4~5泊が多い」なら50~60L、それより長ければ80L
- 自分の荷物量が想定できない場合は、一度レンタルで大きさを試してみる
ありがちなケースとしては・・・。
- あまりピンとこないのにセール品に飛びついてしまった
- 気に入っていないからだんだん使いたくなくなってしまう
- 旅行にいくのもおっくうになる
私も経験ありますが、せっかく購入したお金がもったいないですし、スーツケースも使ってもらえないのは悲しいはずですよね。
スーツケースは一度購入してしまうと、買い換えるのは大変です。
「あなたが気に入ったスーツケース」を決めるお手伝いができたら嬉しいです。
この記事では、旅行の日数や目的、利用する交通機関、飛行機の機内持ち込みルールなどを考えながら、最適なスーツケースのサイズを見つけるための具体的な考え方を詳しく解説していきます。
でも、どうしても決められなかったらレンタルするのもアリですよ。
【この記事を書いた人】
頑丈さと使いやすさでエースのバッグやスーツケースを愛用中
エースのバッグが大好きで、勝手に応援!
セールがあると必ずチェックします
「私のエース愛用品:バッグ編」
- ガジェタブル ヘザー2(拡張タイプ) 29/23L 2025年(購入レポート)
- ガジェタブル CB 62362 13L 2024年(購入レポート)
- ゼロハリバートン 80733 ショルダー
- ゼロハリバートン 80740 ブリーフケース
「私のエース愛用品:スーツケース編」 家族で共有
- プロテカ チェッカーフレーム 35L(2024年購入レポート)
- ハント アワーズ 06752 31L (2023年購入レポート)
- プロテカ スタリア2 0246111 30L (2015年購入)
- プロテカ エキノックスアルファ 0031304 82L (2013年購入)

スーツケースの大きさ(サイズ)の選び方

スーツケースのサイズ選びの具体的なポイントを見ていきましょう。
旅行や出張の日数✖️10Lが目安
最も基本的な選び方は、滞在する日数を目安にする方法です。
滞在日数 | 容量の目安 | サイズの目安 | 用途例 |
---|---|---|---|
1~2泊 | ~40L | SS, S | 短期出張、週末の国内旅行 |
3~4泊 | 40L~60L | S, M | 少し長めの出張、近場の海外旅行(アジアなど) |
5~7泊 | 60L~80L | M, L | 海外出張、一般的な海外旅行(欧米など) |
1週間以上 | 80L~ | L, LL | 長期出張・赴任、長期休暇での旅行、家族旅行 |
容量の目安は「宿泊日数✖️10L」です。仕事道具(PC等)や、いつも持っていきたいツールなど、用途によって調整しましょう。
行きは丁寧にパッキングするのでコンパクトな荷物になりますが、帰りには洗濯物の衣類など畳み方も雑になってかさばりがちです。さらにおみやげなど荷物が増えることが考えられますので、プラス10~20%大きいサイズがおすすめです。
<チェックポイント>
- 季節を考慮:冬場の衣類はどうしてもかさばります。逆に夏物衣類はコンパクトになります。
- おみやげスペース:お土産や現地で購入したものなどを入れるスペースが必要になります。
- 荷物の内容:ビジネス出張なら、スーツや靴を持っていくか? 入れるスペースも考えておきましょう。
1〜2泊なら機内持ち込みサイズがおすすめ

1〜2泊、または夏場の3泊くらいなら機内持ち込みサイズのスーツケースがおすすめです。
【メリット】
- 到着後、ターンテーブルで荷物受け取りの待ち時間がない
- 預け入れた荷物のトラブル(ロストバゲージ)の心配がない
- スーツケースを自分で管理できるため、破損や傷がつくリスクが減る
- 家で収納するスペースが小さくてすむ
【デメリット】
- 容量あたりのコストが高い
- 自分で持ち歩く必要がある
【おススメサイズ】
- 外寸115cm以内でなるべく大きめ
機内持ち込みサイズの場合、飛行機が到着して荷物の引き取りのために待つ時間が無いことが一番のメリットです。すぐに動き出せるので、時間を有効活用できます。
また、自分で持ち歩くので、雑に扱われて傷がついたり、荷物が行方不明になったりするリスクがありません。
使わない時も自宅の収納スペースを圧迫することも少ないでしょう。我が家では季節の衣類をいれておく収納に使っています。
その代わり、常に自分で管理して座席まで運ぶ必要があります。そのため、軽く引けるキャスターが付いているものがおススメです。
機内持ち込み可能な大きさは、一般的に3辺合計が115cmまで。容量で言うと約40L強くらいまでです。
SまたはSSサイズという表記をされていることが多く、さらに小さく、コインロッカーに入ると謳ったモデルもあります。
持ち込みできる大きさや重量など、航空会社ごとにルールがありますので、概要を表にまとめました。念のため、航空会社のホームページもチェックしておきましょう!
「サイズ」は、キャスター(車輪)やハンドルを含めた全体の大きさ(総外寸) です。商品ホームページや、商品タグにも記載されています。
航空会社別;機内持ち込みできる手荷物
航空会社 | 持込める個数 | 重量 | サイズ |
---|---|---|---|
JAL ANA | 身の回り品+手荷物の計2個 | 合計10kg以内 | 【座席数100席以上】 3辺合計が115cm以内(各辺55cm×40cm×25cm以内) 【座席数100席未満】 3辺合計が100cm以内(各辺45cm×35cm×20cm以内) |
ジェットスター | 身の回り品+手荷物の計2個 | 合計7kg以内 | 各辺56cm×36cm×23cm以内 |
ピーチ | 身の回り品+手荷物の計2個 | 合計7kg以内 | 3辺合計が115cm以内 |
スカイマーク スターフライヤー エアドゥ | 身の回り品+手荷物の計2個 | 合計10kg以内 | 3辺合計が115cm以内(各辺55cm×40cm×25cm以内) |
ソラシドエア | 身の回り以外の手荷物は1個 | 合計10kg以内 | 3辺合計が115cm以内(各辺55cm×40cm×25cm以内) |
スプリング・ジャパン | 身の回り品+手荷物の計2個 | 合計7kg以内 | 3辺の合計が115cm以内(各辺56cmx36cmx23cm以内) |
ジップエア | 規定サイズ2個 | 合計7kg以内 | 1個目:55cmx40cmx25cm、2個目:35cmx45cmx25cm |
機内持ち込みスーツケースに荷物2泊分を入れてみた

我が家の2種類のスーツケースで確認してみました。
- 【30L】プロテカ スタリア2
- 【35L】プロテカ チェッカーフレーム
簡易的ですが、所有する機内持ち込みスーツケース2種(30L、35L)に、2泊分の着替えを入れてみた感じをご紹介します。
着替えのほかに、ビジネスならPCや書類、旅行なら化粧ポーチやスマホの充電セットなど、ご自分の必要なアイテムを加えるイメージをしていただければと思います。

【30L】プロテカ スタリア2

左側のハンドルが無い方に入れてみました。深さは約9.5cmですが、余裕で収まり、まだ入ります。右側のハンドル側が丸々空きスペースになりました。
【35L】プロテカ チェッカーフレーム

こちらは深さがあるのでさらに余裕があります。冬場にセーターを追加しても余裕です。
このほかに出張などで「靴」を入れるならこれくらいのサイズ(35L)が欲しいです。
4泊以上なら預入れサイズ(50〜60L)、1週間〜 80L以上がおすすめ
航空会社別に、預入れ荷物の制約を調べました。
航空会社 | 持込める個数 (1人あたり) | 持ち込み無料な 合計重量 | 重量超過料金 | サイズ |
---|---|---|---|---|
ANA | 重量サイズを満たせば個数制限なし | 普通席20kg以内 プレミアムクラス 40kg以内 | ~10kg 2,500円 11~20kg 3,500円 21~30kg 4,500円 以降10kgごと +1,000円 | 3辺合計が203cm以内 |
JAL | 重量サイズを満たせば個数制限なし | 20kg以内 ファーストクラス 45kg以内 | 1旅程1kg当たり440円 | 3辺(縦・横・高さ) 50cm×60cm×120cm以内 |
ジェットスター | 個数制限なし 40kgまで ただし最大32kg/1個 | 普通クラス 無料枠なし ビジネスクラス 30kg以内無料 | ~15kg 4,600円〜 路線、申告タイミングによって変わる | 1辺の長さが1mを超えるものは追加料金が必要 |
ピーチ | 5個まで | 合計20kg以内 | 2,300円〜 路線、購入タイミングによって変わる | 3辺(縦・横・高さ)の合計 203cm まで |
スカイマーク | 個数制限なし ただし最大32kg/1個 | 合計20kg以内 | 20~100kg 1,000円/10kgあたり | 3辺(縦・横・高さ) 50cm×60cm×120cm以内 |
スターフライヤー | 個数制限なし | 合計20kg以内 | 1~10kg 2,500円 以降10kgごと+1,000円 | 3辺(縦・横・高さ)の合計 203cm以内 |
エアドゥ | 個数制限なし ただし最大32kg/1個 | 合計20kg以内 | 1~10kg 2,500円 11~20kg 3,500円 21~30kg 4,500円 以降10kgごと+1,000円 | 3辺(縦・横・高さ)の合計 合計 203cm以内 |
ソラシドエア | 個数制限なし ただし最大32kg/1個 | 合計20kg以内 | 1~10kg 2,500円 11~20kg 3,500円 21~30kg 4,500円 以降10kgごと+1,000円 | 3辺(縦・横・高さ)の合計 合計 203cm以内 |
スプリング・ジャパン | 個数制限なし ただし最大30kg/1個 | ラッキー 0kg スプリング 20kg スプリングプラス 30kg | ~5kg 750〜2,500円 ~10kg 1,500〜4,000円 ~15kg 2,250〜5,500円 購入タイミングにより変わる | 3辺(縦・横・高さ)の合計 合計 203cm以内 |
ジップエア | 5個まで/1人 | 無料枠なし | 路線、購入タイミングにより変わる | 3辺(縦・横・高さ)の合計 合計 203cm以内 |
注意)特にLCCでは預入荷物は有料というケースがあります。さらに路線や購入するタイミングによって価格が異なるので、詳細は航空会社のHPを参照してください。
搭乗ゲートで重量の超過料金を支払うと、割高になる傾向があります。わかっている場合には、事前にWebサイトで購入する方が預入料金が安くすみます。
メリット/デメリットはこちら。
【メリット】
- チェックインすれば搭乗まで身軽に過ごせる
- 規定内の大きさなら無料で預入られる
- たくさんの荷物を持って行ける
- お土産を迷わず買える
【デメリット】
- 到着先のターンテーブルで出てくるのを待つ必要がある
- ロストバゲージのリスク
- 雑に扱われてキズや破損するリスク
- 大きくてたくさん荷物が入っていると運ぶのが大変
【おすすめサイズ】
- 「4~5泊が多い」:50~60L
- 「6泊~」:80L以上
- 自分の荷物量が想定できない場合は、無理に購入しない。レンタルや友人に借りて大きさを試してみる
4.その他のチェックポイント
- ハードかソフトか
- ファスナー式かフレームタイプか
- あった方が良い機能
サイズ以外にも、気にしておきたいポイントがあります。
ハードかソフトか
素材がハード(かたいプラスチックタイプ)と、ソフト(やわらかい繊維タイプ)があります。
【ハードタイプ】メリット/デメリット
- ◯:収納がフタ側と本体側(ハンドルがある方)に分かれていて整理しやすい
- ◯:外部からの衝撃に強い
- ◯:雨に濡れても浸水しにくい
- ◯:滑らかな曲線やカラフルなデザインを選べる
- ×:ソフトタイプに比べると重い
- ×:強い衝撃でヒビが入ることもある
【ソフトタイプ】のメリット/デメリット
- ◯:ハードに比べると絶対的に軽い
- ◯:収納が1気室タイプが多く、詰めるのが楽
- ◯:外側にもポケットがあるモデルが多く荷物を入れやすい
- ◯:ハードに比べると安価
- ×:雨に弱い
- ×:布製のため外からの力が伝わりやすく、割れ物はNG
ハードタイプは収納が分かれているので整理しやすいのがポイントですが、違う見方をすると荷室が半分に分かれてしまいます。厚みのある荷物を入れようとするとちょっと面倒。
厚みがある荷物を持ち歩く場合には、1気室のタイプを選んだ方が良いです。
ファスナー式かフレームタイプか
【ファスナー式】メリット/デメリット
- ◯:フレームタイプに比べると軽い
- ◯:フロントポケットやエキスパンド機能を付帯できる
- ◯:フレームタイプに比べると安価
- ×:防犯性、防水性が若干低い
【フレームタイプ】のメリット/デメリット
- ◯:開閉がワンタッチでラク!
- ◯:ファスナー部がないため浸水しにくい
- ◯:防犯性が高い
- ×:ファスナー式に比べると重い
- ×:ファスナー式に比べると高価
ファスナー式が一般に多いですが、個人的にはフレーム式のワンタッチ開閉が非常に気に入っています。フタを閉めて「パチン、パチン」でOKなんです。これに慣れたらファスナーを開いたり閉じたりが憂鬱になります(^_^;)。

フレーム式:プロテカ チェッカーフレームの例です。ロックレバーがあり、ワンタッチで開閉できます。とても快感ですよ(笑)。
ファスナー式は、ファスナー部から雨が侵入しやすいのがデメリットですが、レインカバーをつけることで軽減することができます。レインカバーは機内預け入れの場合でも傷をつきにくくしてくれるので、常備しておくと安心です。

あったほうが良い機能

- 静音キャスター
- キャスターストッパー
静音キャスター

スーツケースを引いて歩くときの音は気になりますよね。
「引いているときの音」で、持っているスーツケースがイヤになる可能性が高いです。。。
音が大きいと、夜間や静かな道など周りに気を使いますし、引いていて自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。
長く使うなら、できるだけ静かなキャスターを選びたいですね。
チェックポイントは、
- キャスター径が大きい(4.5cm以上)
- 軸受けにボールベアリングを使用している
キャスター(車輪)の直径がなるべく大きいものを選びましょう。だいたい4.5cm以上は欲しいところです。直径が小さいと、同じ距離を歩いても車輪の回転数が多くなり、回転数が増えると騒音のもとになります。
また、軸受けにボールベアリングを使っているものは、静かで耐久性があります。
見分け方の一例ですが、手で空回転させたときにビビったり、カタカタいわないものを選びましょう。空回転でカタカタいうものは、軸受けに隙間がある証拠。「すべり軸受け」といって摺動性のある樹脂を使ったもので安価ですが音がしたり耐久性能に劣っていることが多いです。
キャスターストッパー

キャスターストッパーは、車輪にブレーキをかけてくれる機能です。
電車で移動する時、出発や停止の時にスーツケースが動いてしまって困ったことはありませんか? この機能がないと通勤電車でやっと座れたのに、寝ていられない状態になりがちです。
そんなときに役立つのがこの「キャスターストッパー」。車輪にブレーキがかかるので、電車内でも安心していられます。歩き出すときにブレーキ解除を忘れずに(私はたまにやります・・・)。
ただ、「ほとんど車移動で電車はほとんど乗らないよ」という方には必須機能ではありません。
【まとめ】スーツケース選び【大きさ編】;失敗しないサイズ選びとほしい機能
スーツケース選びで後悔しないためには、まず自分が気に入るかです。デザインやカラー、見た目の要素は意外と大事。なんといっても持ち歩いているときは、ずっと自分の隣にいるわけですから、ヘンなアイテムと一緒にいたくないですよね(笑)。
そこをしっかり吟味した後に、大きさや機能を選びましょう。自分の気に入ったアイテムだと、多少の機能不足は大目に見られますよ。
【チェックポイント】
- 気に入ったデザイン、カラーか?
- 大きさ:(基本)宿泊日数×10L(利用頻度の多いケースで)
- 機内持ち込みか、預入れサイズか?
- ハードかソフトか?
- ほしい機能はあるか?(静音キャスター&キャスターストッパーはおススメ)
上から順に決めていきましょう。
繰り返しになりますが、大きさや機能はもちろん大事です。でも一番大事なのは、長く付き合っていけるくらい気に入ったものかどうかです。
スーツケースは購入してしまうと買い替えるのも大変です。どうしてもピンとこない場合、無理に購入をせずにレンタルで様子を見るのも一案です。
\置く場所を考えるとレンタルもアリ!/
ぜひ、あなたの頼れる「旅の相棒」を見つけて、次回の旅をより快適なものにしてください!
スーツケースの準備ができたら、次の新しい旅行の計画も!これが楽しいんですよね。。。(笑)
先にツアーだけでも探しておきますか!
\ディズニー?万博?/
エースのフラッグシップスーツケースの「プロテカ」は、メイドインジャパン。静音キャスター&キャスターストッパー搭載です。こちらの記事で詳しく解説しています。

働く女性社員が開発した女性のためのスーツケース「ハント」。女性ならではのきめ細かい気づかいがされています。こちらの記事で解説しています。

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